金属・鉄鋼支部会での発表

2015年金属学会・鉄鋼協会両支部合同冬季講演大会が、12月17,18日に行われ、鵜飼研のメンバーも講演発表を行いました。
以下、発表題目と発表者名:

「Mechanical characteristics of Co-20Cr-(5, 10) Al ODS Superalloys」
Hokkaido Univ. 〇H. Yu, S. Ukai, N. Oono,
Tokyo Inst. Tech., S. Hayashi, NIMS, T. Sasaki
「Al 添加高CrODS フェライト鋼の高温酸化に及ぼすCr 量依存性」
北大院 〇静川裕太,鵜飼重治, 大野直子, 東工大 林重成
原子力機構 大塚智史, 皆藤威二, NFD 鳥丸忠彦, 京大 木村晃彦
「11CrODS 鋼の動的フェライト変態」
北大院 〇山城徹弥、鵜飼重治、大野直子、原子力機構 大塚智史、皆藤威二
「Al 添加高CrODS フェライト鋼の1000℃における高温変形機構」
北大院 〇上川亮磨, 鵜飼重治, 大野直子, 原子力機構 皆藤威二
NFD 鳥丸忠彦、京大 木村晃彦、東工大 林重成
「ODS 鋼における酸化物粒子と転位の相互作用」
北大院 〇井尻佑太,大野直子、鵜飼重治, 原子力機構 大塚智史, 皆藤威二
「ODS フェライト鋼の添加元素が酸化物粒子形成に及ぼす効果」
北大院 〇大野直子,中村顕, 鵜飼重治, 東工大 林重成
原子力機構 大塚智史, コベルコ科研 奥田隆成

ICFRM-17での発表

鵜飼教授・大野が、ICFRM-17(アーヘン、ドイツ、10/12-16)に参加しました。
鵜飼研は1件の口頭発表(鵜飼教授)と3件のポスター発表(大野、M2中村、M1井尻)を行いました。

口頭発表:
S. Ukai, R. Kamikawa, N. Oono, T. Kaito, T. Torimaru, A. Kimura, S. Hayashi, H. Masuda and E. Sato, “Grain Boundary Deformation Associated with Low Strain Rate at 1000°C in recrystallized ODS Ferritic Steels”
ポスター発表:
Y. Ijiri, N. Oono, S. Ukai, S. Ohtsuka and T. Kaito, “Oxide particle-dislocation interaction in 9CrODS steel”
K. Nakamura, N. Oono, S. Ukai, T. Kaito, T. Torimaru, A. Kimura and S. hayashi, “Oxide particle coarsening at temperature over 1473K in 9CrODS steel”
N. Oono, K. Nakamura, S. Ukai, N. Ebisawa, K. Tomura, Y. Nagai, S. hayashi, S. Yoneda, T. Okuda and T. Ohtsuka, “Precipitation of oxide particles in ODS ferritic steels”

1日目
アーヘンの街中央部, 聖堂

聖堂前のCity Hallで行われたレセプション

2日目
井尻君のポスター発表

※鵜飼教授の口頭発表は、会場の口頭発表撮影厳禁のため割愛

発表後のディナー

3日目
鵜飼教授のチェアマン(口頭発表の司会)

中村顕君のポスター発表

4日目
大野のポスター発表

オランダの洞窟で行われたバンケット

5日目
カールスルーエまで足を延ばし、KITの旧FZKを訪問(写真はカールスルーエ駅前)

DuET照射実験

大野とB4の金野が、Ni基ODS合金の照射実験のために、9/27, 28の日程で京大DuETにお邪魔しました。

納涼床の季節にギリギリ入っていたので、夜は床でご飯を食べました。

金属学会での発表

日本金属学会2015年秋期講演大会(9/16-18、九州大学)において、M1の井尻君、上川君、中村君、D2の余君、助教の大野が研究発表を行いました。

発表練習の様子(大野所有のセーラーマーキュリーのポインタ使用)

学会発表後の夜
宇宙研・増田君と一緒に

原子力学会での成果発表

JST国家課題対応型研究開発事業 原子力システム研究開発事業「事故時高温条件での燃料健全性確保のためのODSフェライト鋼燃料被覆管の研究開発」の成果発表を、日本原子力学会(9月9-11日、静岡大学)において10件のシリーズで行いました。
事故時燃料健全性確保のための ODS フェライト鋼被覆管の研究開発;
(1)計画の概要 北大 鵜飼重治、他
(2)押出棒・被覆管の製造試験 JAEA 岡弘、他
(3)高温強度特性 JAEA 加藤章一、他
(4)事故時破損限界評価  JAEA 矢野康英、他
(5)高温加熱による微細組織変化 北大 大野直子、他
(6)α ‘ による脆化挙動評価(1:引張特性) 京大 韓文妥、他
(7)α ‘ による脆化挙動評価(2:衝撃特性と熱時効のまとめ) 京大 木村晃彦、他
(8)照射影響評価 京大 藪内聖皓、他
(9)高温大気・水蒸気酸化特性 北大 静川裕太、他
(10)軽水炉燃料被覆管への適用性評価 NFD 坂本寛、他
北大からは鵜飼教授・M2の静川君・助教の大野が参加しました。

研究室対抗野球大会

本日は材料科学専攻・公式行事の野球大会の日でした。
先端高温材料工学研究室は午後トーナメントの1回戦で敗退。
しかし、みなさん良い笑顔で健闘しました。

金属学会夏の学校への参加・発表

8月23日-25日、金属学会「高温変形の組織ダイナミックス研究会」が弘前市星と森のロマントピアで開催され、鵜飼とM1の中村君、上川君が参加しました。
中村君は「Ni基ODS超合金におけるγ’析出」について、口頭発表しました。